【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)は10日、2019年の世界の平均気温が産業革命前と比べて1.1度上昇したとする報告書を発表した。グテレス国連事務総長は「このままでは(産業革命前から)1.5~2度の上昇に抑えるというパリ協定の目標を達成できない」と危機感をあらわにしている。
今回の報告書は、WMOが1月に発表した内容を追認するもの。19年の世界の平均気温は16年に次いで観測史上2番目に高く、15~19年の5年間、10~19年の10年間の平均気温はいずれも過去最高となった。
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